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2009年01月20日

高精度スカプリの建築パーツ


最近高精度スカプリに興味があってちょっといじってたのですが
意外と簡単にできることがわかってきたのでいろいろ試してます。
アスペクト比変更とあわせてやってみると、今までできなかったような形状もできるようになります。

今やってるのが板状のプリム

むかしぱすてるさんがやっていたものを、高精度化とアスペクト比変更をつかい
もっと極端にやってみると、結構実用的なパーツが作れます
こんな感じです。



絵では連結部分を床に埋め込んでるので板だけが16枚あるように見えますが、1プリムのスカプリです。
アスペクト比を最大に変更した場合実際には32枚まで出来るのですが
テクスチャーがのびすぎるのを懸念して16枚に日和りました^^;
前回紹介したLa mailleに使った階段は強引に32段にしたのですが、高精度化はしていませんでした。
登れるようにするためにナナメにして作るので、どうしてもXYZのグリッドにあわせる過程でひずむんですよね~
まあ、あれは木なので「味出し!」ってことで自分では半ば強引に納得してます^^;

高精度化というのは、X,Y,Z各辺に対して255分割した点にスナップをかけて作るのですが、そうすることでスカプリ化したときにひずみがなくなります。
このような等ピッチの板などでは当然端数がでるのですが、そこは透明オブジェクトを合成することで解決しています。
拡大すると精度が維持されていることがわかります。
もちろんスカプリですのでコーナーにスムージングがかかります。
気になる人はテクスチャーで陰影を入れて形をはっきりさせる必要はあります。



今回LODについてはそれほど考慮していないので、距離を離した時に多少形の崩れがあります。
お店に現物を置いてみましたので気になる人は確認するとわかると思います。
とりあえず、光源いれてベイクしたテクスチャと一緒に、サンプル3つをmod、copy可で販売してみました。



昔だったら省プリムを考えてあきらめたのですが、これだとプリムで表現できるかも。
ルーバーやガラリ、棚などの建築表現に活用できそうだと思います。
  

Posted by にゃーご at 23:57Comments(3)ものづくり教室